FTR223に乗って

山形県を旅するブログ

【山形】瀬見温泉の極楽ふかし湯を体験!【ツーリング】

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ここ2週間ほど20℃越えの陽気が続き、そろそろツーリングに行こうと思っていたら、4月4日からは寒の戻りが来るらしい。

これは...行くしかない...。

ルート!

今回の目的地は、山形県最上町にある瀬見温泉。「遥か1000年前、鎌倉から逃れてきた源義経が弁慶と共に滞在した」という伝説が残る歴史の深い温泉地。

北へ・・・

347号は前回酒田ツーで走ったし今日は13号で、いいか!(適当)

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天童を越して...

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4月とは思えないほど雪が残る尾花沢を抜け...

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新庄から国道47号線に!

小国川沿いを30分ほど走ると、山あいの瀬見温泉が見えてくる。

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ヒルメシーやまや食堂にてー

到着時には正午前になっていたので、早速お昼に。

「やまや食堂」は、瀬見温泉の入り口の赤い橋のすぐ向かいにあるお店。

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昭和8年生まれのおばあちゃんが一人で切り盛りしていて、今年で店を構えて51年になるそうだ。

高校野球がテレビから流れ、木造の調度品、手作りの飾り、そして何よりおばあちゃんのとても気さくな感じが、実家に帰ったような、懐かしい思い出を追体験しているようなほっこりとした気分にさせてくれた。

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少し前には山形ローカルテレビで紹介されたらしく、お店には常連客とテレビを見てきた人の両方がいたが、おばあちゃんはどんな人に対してもフレンドリーだ。

このやまや食堂の看板メニューは「かつ丼」なのだが、今回は少し寒かったのと、厨房で切っていたでっかいチャーシューがおいしそうだったのでチャーシュー麺に(やわらかい意志)。

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どんぶりなみなみのスープとチャーシュー。やっぱりあのでっかいチャーシューはおいしかった。スープも後を引くタイプのしょうゆ系。春とはいえどバイクで冷えた体にありがたいごほうびだ。

そしてうれしいことに、地のもののフキの煮つけや、漬物も一緒に出していただいた。ラーメンをすすり、煮つけや漬物をつまにおばあちゃんとお話をする。

昔の話、今の話、、、子供も自立して一人で切り盛りするお店は、なかなか休むことができず大変ではあるが、来てくれる人がいるから、元気なうちはやっていきたい...だそうである。

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今度来るときは、友達もつれてかつ丼を食べにこよう。

温泉街をぶらり

少し寂れた感じだけどまたそれがいい

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江戸時代安政年間から続く老舗旅館「喜至楼」。木造4階建ての建物はとても威容がある。にもかかわらず、一泊2食付き6000円からと驚くほどリーズナブル。泊まりたいけど、泊まる相手がいない(絶望)

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義経の妻北の方の産湯が湧いたという場所に立つ湯前神社

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色の剥がれ始めた顔出しパネルも...

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飲泉もできました。ほのかな硫黄臭が鼻に抜ける...。

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花立峠を目指して

さて、腹ごしらえも終わったところだけれども、温泉に入ったら気分的に旅が終わってしまいそうなので、今度は景色のいいところに走りに行こう。

花立峠は、国道47線から最上駅付近で分かれている県道63号線(3㎞ダート)を走ることでたどり着くことができる。

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冬季通行止めは4月末まで、しかしながら区間は宮城側なので、規則上は山形側からの花立峠到達は可能になっている。

ここまでどこも雪なんて積もってなかったし、上まで行けるっしょ(楽観)

 

 

 

 

 

 

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おぉ...?

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あぁ...。(諦観)

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(こんな道走ったらお家どころかこの世にも戻ってこれ)ないです。

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向こうから降りてきた(!)トラクターのおっちゃんによると、例年4月末まではこんな状況で、今年は雪が多かったから大型連休に開通が間に合うかどうかも微妙らしい。

5月か~遠いなぁ。

ま、また来る理由ができたしまあいっか(ぽじちヴ)

ちなみに花立峠は登りきるとこんな景色を見ることができる。

鬼首カルデラ

禿岳登山道から見る鬼首カルデラ

 禿岳への登山道をほんの少し登ったところにある広場からは、東の鬼首カルデラが一望できる。必見!
 花立峠は鬼首カルデラの外輪山をまたぐ道だとも言える。

 新・県民ケンちゃん 6・主要地方道最上鬼首線(花立峠)より引用

瀬見公民館とひな人形

花立峠から瀬見温泉に帰る途中に、「瀬見公民館」という2011年に廃校になった小学校を利用した施設がある。

仙台でもちょっと有名な、100円で1日使えるミニ四駆コースがある場所でもある。

訪れた時には時期もあって、瀬見温泉に伝わるひな人形展、というのもやっていた。

地元にいればひな人形なんて絶対に見ない(失言)が、せっかく来たんだし入ってみよう。

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タイミングがよかったのか、ちょうど説明が始まった。甘酒を片手にお話を聞く。

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これは250年前の江戸時代のもの。今とは違ってお内裏様が右にきている。

今のように左にお内裏様が来るようになったのは、昭和天皇が写真を撮る際、西洋式に皇后さまの左に立たれるようになったからだそう。結構最近のことである。

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最上藩の奥座敷であった瀬見温泉は、当主が1か月以上滞在することもあったようで、半ば臨時役所の機能も備えていた。その結果、藩主が持っていたひな人形含め調度品などが瀬見温泉の旅館に保管されるようになり、現代まで伝わっているのだという。

せみの湯ーふかし湯を求めてー

まわるとこ回ったし、やっと温泉に入れる...。

瀬見温泉の公衆浴場、せみの湯へ。

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この温泉は、厳選かけ流し(最高!)の温泉はさることながら、温泉のあっつ~い湯気を使った、ふかし湯が人気なのである。

お風呂の中の写真は撮れないのでここは引用でユルシテ...

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(上)もがみぽーたる 瀬見温泉共同浴場 せみの湯 より

(下)いつもNAVI 瀬見温泉  より引用

ふかし湯の部屋は温泉の熱で35度ぐらいにあたためられており、床の穴からは温泉の湯気が出ている。その穴の上に寝転んで、温泉の熱を腰や背中など、普段使いこんで錆が出ているような場所にじんわりと伝わらせることで改善を図るのだ。

そのままでは熱いので、穴の上にタオルを敷いて寝転んでみた。

熱いと暖かいの境目ぐらいの湯気が、腰を温め、温められた血液が全身に流れていく...。

腰に心臓が降りてきたみたい...(意味不明)

腰の血管が広がって、老廃物が流れていっているようなぁ..?

 

お…あぁ~...oOO

zzz......zzz....

こんなん寝るわ。

20分ぐらい寝たら体が溶けた...。

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お湯に入る方の温泉はぬる湯でも45℃あるんじゃないかってぐらい熱かった、けど、上がった後は体の芯までポッカポカ。やっぱり温泉はあっつい方がいい。

旅を終えて

見る、食べる、話す、走る、いろんなことができて一日いても飽きない良いところでした。やまや食堂のかつ丼や立花峠など、また今度行ってみようと思います。