旅はいつも日帰りとは限りません。時には泊りがけで行かないと到達できない場所に行ってみたくなることもあるかと思います。
そんな時におすすめなのが
安くて楽しい
ゲストハウス
です!
今回はゲストハウスの楽しさや利用方法について紹介していきます。
ゲストハウスの楽しさ
ゲストハウスの楽しさを挙げていくならば...
- 地元情報が手に入る
- 旅人&普段絶対合わないような人と会える
- 人の温かみに触れられる
みたいな感じでしょうか(笑)
鹿児島県・ライダーハウスMASUから見える桜島
「地元情報が手に入る」というのは、ゲストハウスのスタッフさん達は大体地元の人か居住歴が長く、かつ地元の一般人の方々とつながりを持っていることが多いので、ただ「あの店がおいしい」だとか、「ここに行くといい」というのはもちろん「あの店のこの人が面白い」だったり「あの人に聞けばいろいろ教えてもらえる」などそこに住む人ではないと分からない情報を教えてくれる(かもしれない)ということです。
ゲストハウスに泊るというのは、ただその土地に訪れるだけでなく、そのコミュニティに短い時間ながら参加する、ということにもなり得るのです!
「旅人&普段絶対合わないような人と会える」というのは、ゲストハウスに泊まると、旅人はもちろん、外国人やアーティスト、ゲームクリエイター、はたまた僧侶など、宿泊日数の分だけいろいろな人に巡り合えます。
そういう人たちと話をして、自分は絶対に歩まないであろう人生の一部始終を知るというのはそれだけで有意義です。ゲストハウスに泊まった時は、隣にいる人がもしかしたら何かすごい人かもしれません。ぜひ沢山の人とかかわってみてください。
最後の「人の温かみに触れられる」というのは、ゲストハウスのスタッフさんや仲良くなった旅人さんにとても良くしてもらったという経験から挙げました。
というのも、あるゲストハウスでは1日しか泊らない私に地元の食材を使った料理を振舞ってくださったり、山口で出会った旅人さんは地元が京都で、私が京都に着いた時には家に泊めていただきました。
なんだか予想以上に人が優しすぎて...。そういう人の温かさに触れて、自分が精神的に成長する機会ができました。
とにかく、ゲストハウスに泊まるといい意味で予想外なことが起こりすぎて、とても楽しいです。
ゲストハウスはどんなところ?
ゲストハウスの種類
ゲストハウスには建物自体が新しい(比較的大規模な)ものと、小規模な民家改装型などがあります。
正式な区分はありませんが、色々泊まってみての私の見解です。
建物自体が新しいゲストハウスは、フロントやドミトリー、キッチンなどの各スペースの分割がはっきりしている所が多く、宿泊人数も多いため、比較的ホテルに近いものとなっています。民家改装型は居間がフロント代わりなんてところもありますが、スタッフや旅人同士の距離が非常に近く、アットホームな雰囲気を味わうことができます。
部屋
だいたいのゲストハウスは2段ベットなどの寝具を備えた相部屋のドミトリーと、少数の個室を備えています。
ドミトリーは、カプセルホテルのドアの部分がカーテンになったものとイメージしてください。
ドミトリーの価格帯は一人1,500円~3,000円、個室の価格帯は3,500円~10,000円を利用人数で割ることになります。グループでの旅であれば個室を使うと相部屋よりも安い、なんてこともあります。
ちなみに、3月上旬はゲストハウスの閑散期なようで、雑魚寝のドミトリーが個室と化すこともありました。それはそれで寂しかった...(´;ω;`)ブワッ
予約
予約はまだホテルのように一元管理された予約サイトなどは見かけないので、各ゲストハウスのwebページやFacebookページの予約フォームから予約するか、電話予約する形になります。ライダーやチャリダーなどは、宿や周辺に駐輪場があるか聞くことが大事です。
また、予約時に大まかな到着時間を伝えることに大抵なっているので、その後大幅に時間が前後する場合は一報を入れるといいでしょう。
チェックアウトは大体10時ですが各ゲストハウスに確認してみてください。
また、全国のゲストハウスをまとめたサイトとして
があるので行きたい地域ができたらまずはこれを見てみるのがいいでしょう。
到着時には
ゲストハウスについた際は、通常のホテルと同じようにまずはフロントで予約があることを告げます。宿帳に記入した後は、スタッフの方にシャワーやキッチンの利用時間などを案内されるので、覚えておきましょう。
荷物
荷物は鍵付きのロッカーがあるところもありますが、無いところも多いので、リュックのファスナーに鍵を通すなどなど万が一のことが起きないように対策をするのがいいでしょう。
シャワー・洗面
シャワーは共同か無くても近くに入浴施設があることがほとんどで、割引券をいただける宿もあります。
シャンプーや洗顔、歯ブラシ、タオル等はまずは自分で持っていくと良いでしょう。
洗濯機はあるところの方が多いですが、洗剤と合わせて大体有料です。
日用品で持っていくもの
シャンプー、歯ブラシ、タオル、ハンガー(衣服用と乾燥用)、テーブルタップ
ぐらいですかね...
Wi-Fi
旅人のグローバル化に伴い、ゲストハウスのWi-Fi設備も必須になってきました。私が訪れたゲストハウスでは、9割方Wi-Fiが用意されていました。
これで毎日ブログが更新できるね!!
宿泊客
泊っている人は9割方旅人ですが、国籍は場所にもよります。
外国人に人気の和風な観光スポットに近いほど外国人比率が高くなる傾向があるようです。例えば広島の宮島に最も近いゲストハウスではほとんど外国人で、日本人の話し相手がいませんでした(汗)
ご飯・外出
ご飯は自分で調達するのが前提ですが、料金を払えば提供してくれるところもあります...が、せっかく知らない土地に来たのですから宿の人においしいお店を聞いて、相部屋で一緒になった人を引き連れて街に繰り出すのもいい!
また、共同キッチンがある宿も多いので、ルールを守って使いましょう。
地域によっては催し物をやっていたりもするのでそれもスタッフさんや旅人に聞くといいかも。
私が奈良に行ったときは、運よく春日大社での修二会の真最中だったので、壮大な松明の舞を見ることができました!
シカくんはもらえるせんべいの量が増えて嬉しそうでした(小並)
まとめ
ホテルなどとは少し勝手が違うゲストハウスですが、一度慣れてしまえばホテルよりも安いのにもかかわらず、とても密度の濃い時間を過ごせるスポットへと変貌します。「まだ一度も泊ったことがない」という人は、まずは観光地に近く比較的口コミも多いところなどを選んで泊ってみると安心かと思います。今後、私が泊まったゲストハウスも記事にしていく予定なので、それも参考にしてみてください。(完成したらリンク張ります!)
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