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今日は260キロの移動!走行時間だけで6時間ぐらいかかりそうなので、行動は迅速に!
まずは厳島神社。ひんやりとした磯の香りが混じる空気の中、始発の6時25分の渡し船(往復360円)で安芸の宮島へ。
平日朝ということもあって観光客もまばら。
宮島渡船場を出て右に歩き、旅館と商店の連なる地域を抜けると...見えてきました、お馴染みの大鳥居です。
潮が引いていたので、鳥居は水をかぶっていませんでした。
参道にもひときわ大きな鳥居があります。ペコリm(._.)m
鳥居の奥へ入ると、いよいよ厳島神社の本殿が見えてきます。ここから先は有料。200円払ってお参りします。拝観券売り場の人がすごい眠そうでした...。朝早くからすみません(汗)
朝の静けさで本殿は厳かな雰囲気。
静かにお参りをしてきました。
本殿を抜けた先では大鳥居と同じ段の砂地に降りられるようになっていました。大鳥居に接近して一枚。
後ろを振り向いて本殿も
と、写真を撮るのに夢中になっていたら...
いつの間にかどんどん足元が水浸しに! どうやら潮が満ち始めていたようです。一波一波打ち寄せるごとに海が陸に向けて前進していきました。水攻めに遭う前に退散!
弥山にも登ろうか迷いましたが、靴はライディングブーツだし、ロープウェイは往復1800円(高っか!)なのでパス。
帰り際通った商店街はいい感じの雰囲気。
普段騒がしい場所が無人で静かなのは...ギャップ萌え〜♩
鹿もいました。
立場は奈良の鹿と一緒でしょうか?
本州に戻りましょう。これから宮島に行こうとする船には、たくさんの観光客が乗ろうとしていました。早めに行ってよかった〜。
秋吉台は日本を代表するカルスト地形!地表には浸食によってできた石灰岩柱やドリーネ(くぼ地)、地下には秋芳洞をはじめとした450もの鍾乳洞が迷路のように張り巡らされているというのだからオドロキ!
秋芳洞入洞料は1200円。少し高いけど、それだけの価値はありました。
人里を離れ、清流を上っていくと...
ぱっくりと口を開ける洞口。
勢いよく真っ暗闇から水が溢れ出ている。音も大きい。ここから先は別世界、そんな気がします。
洞内は、縦長だった入り口から想像できないほど広い。まるで講堂のよう。
ただ、これだけ広くても全方位岩に囲まれているためか、妙な閉塞感と緊張を感じました。天井、崩れても、おかしくないよね...((((;゚Д゚)))))))
昔はこの二本の黒線の高さを川が流れていたらしい。浸食で今の水面高になったとか...。
洞内には多数の奇妙な構造物が....
棚田や河童に見える...
奥へ奥へと進むほど、外界と隔絶されてしまった梗塞感に襲われます。なんか不安になるんだよなぁ。
秋芳洞にはボタンを押すと解説が聞けるポイントがいくつかあって、落ち着いた女の人の声のアナウンスが流れるのですが...
この黄金柱の解説だけはアニメ声(^^;)
なんでも最近萌えサミット2017なるものがここ秋芳洞で行われたらしく...黄金柱の説明のみ3月末まで声優の佐倉薫さんによるものになっているそう。
秋芳洞最深部に響くアニメ声。結構ちゃんとしたことを言ってくれるので一聴の価値あり...ですがたまにコウモリの鳴き真似をするのはちっと...(汗)
「きゅるるっ♪」
それはともかく...いやスケールの大きさが人知を超えてて怖えよ秋芳洞!太陽の光がありがたくなるほどビビったよ!
秋芳洞の上の地上には秋吉台があります。他ではなかなか見られないカルスト地形。
ここ本当に日本か?
ってぐらい異質な光景でした。この下には無数の洞窟が縦横無尽に走っていて、構造も定かではありません。たまにどこかの洞窟の天井が崩落して、地表と繋がってしまうことがあるそう。その時地上からは突然落とし穴が空いたように見え、落ちてしまえば奈落の底。怖っ!
遊歩道には近づけん〜´д` ;
その後秋吉台科学博物館に寄り
秋吉台で産出する化石とかを見ていたらあっという間に夕暮れ時に。
今日の宿がある下関へ。
宿からは九州の夜景が綺麗でした。
明日からは九州!気合い入れていくぞ〜( ̄^ ̄)ゞ
今日の走行距離 214.5km
ODOメーター 26357.0km
旅の開始から 1864.3km
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