FTR223に乗って

山形県を旅するブログ

FTRの長所&あればいいもの

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FTRに乗り始めてから早くも2年半になりました。

購入前はバイクのことなんて全く分からず、とりあえず自分に買えそうなバイクを買ったらFTRでした(笑)

そうはいっても、今となっては私の相棒として日本全国津々浦々、どこへでも連れて行ってくれます。

ただ、FTRも万能というわけではなく、良いところと、これがあったらいいな...というポイントがいくつかあるので、紹介して行きたいと思います。これからバイクを買う人は選び方の参考にしてみてください!

まずはFTRのスペックを!

車両重量 128kg
シート高 780mm
排気量 223cm3(空冷単気筒)
最高出力 12kW〈16ps〉/ 7,000rpm 
最大トルク 18N・m〈1.8kgf・m〉/ 5,500rpm
燃料タンク容量 7.2L
燃費 43.0km/L
価格(税抜) 421,120円

FTRのここがいい!

取り回しが軽く、結構長距離を走れる

乾燥重量130㎏のスリムボディと直立のゆったりとした着座姿勢があいまって、狭い道もスイスイらくちんです。

50度という大きなハンドル切れ角(例えば、ninja250は35°)によりUターンもお手の物。オンロードから砂利道、ちょっとした荒れ道までオールラウンダーでこなせます。ただエキゾーストパイプはきちんと車体の下を通っているので、あくまでオフ車のマネができる程度。

また、YZF-R25など250㏄高回型バイクと比べてみると明らかに低速トルクが太く、ツーリングで軽く流す程度なら軽いアクセルワークで楽に運転することができます。

西日本一周をした時には、熊本市から佐賀県を経由して長崎北部の生月島、南に下って稲佐山展望台...とオール下道425.6km(仙台ー横浜間ぐらい)を、何とか、なんとか走り切ることができました。

どれくらい走れるかはライダーの体力やバイクへの慣れ具合、天候などに左右されますが、おそらく250㎞ぐらいは毎日続けて走っても大丈夫なんじゃないでしょうか!

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長崎県生月島

気軽に乗れる!

丸目でどこか優しい面持ちのフォルムは、通勤通学から買い物、そしてツーリングまでどんな環境にも馴染んでくれます。ふと思い立った時に堅苦しい準備をすることなく、気軽に走り出せるバイクです。

あと駐輪場での佇まいが結構かっこいいのです。

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三重県伊勢市

タイヤが安い!

メーカー指定タイヤが前後合わせて1万6000円ってのはなかなか安いんじゃないでしょうか。チューブタイヤなので、チューブレスと比べてタイヤが柔らかく、自分での交換もあまり難しくないはず...?

タイヤライフも1万㎞ぐらいなので交換が頻発することもないと思います。

燃費がいい!

夏の実燃費35km/Lのおかげでちょっと乗ったぐらいでは全然減りません!

100㎞ぐらい走って給油量は3L行くか行かないかぐらい。

走った距離に対するガソリン消費の少なさは車などと比べると体感的にかなり少なく、給油時にびっくりさせられます。

ただ、後述の燃料タンクの小ささにより、時間当たりの給油回数はかなり多くなってしまうのが玉にキズ。

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高知県四万十川

 

メンテナンスもお手軽

カウルがほとんどなく、大体の部品が手の届くところに配置されているので、清掃、注油、電装系イジリが簡単ににできます。

空冷単気筒エンジンのFTRはエキパイ(排気管)も1本。さび落としも楽チンです。

コンピュータ装備もないため、いじりながらバイクの構造の基本を学ぶにはもってこいの車両だと思います。

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エンジンオイル容量はきっちり1Lなので、小売りのエンジンオイルを残さず使い切れます。推奨はウルトラG1オイルですが、G3に入れ替えるとエンジンフリクションが減った気がします。

あったらいいな、こんなもの

燃料タンク容量と航続距離                  

FTRのタンク容量は7.2L、航続距離に直すと230㎞ぐらいです。ツーリングの200kmは結構あっという間なので、ガソリンスタンドを早いうちから探すことになります。

いざGSで給油の時も、手袋を外して、リアボックスを開けて、バランスの悪いバイクの座席をテーブルにしてお金を出すのは結構面倒なので、給油回数は少ないに越したことはありません。

航続距離が300kmぐらいあれば困らないのにな~と思う今日この頃。

ちなみにFTRの燃費カタログスペックは43km/Lですが、実燃費は夏が35km、冬が28km/Lぐらいです。

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燃料計

車では当たり前の燃料計もFTRにはついていません。フューエルコックの設定で燃料残量を概算します。

FTRのフューエルコックは燃料を重力で下に流す重力式なので、設定は

OFF(燃料が供給されない)

ON(燃料残量3L程で供給停止)

RES(リザーブ、タンクが空になるまで燃料を供給する)

の3つがあります。

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通常はONにして、燃料残量が3Lになるとガソリン供給が止まりエンジンが止まります。(スロットルを回しても次第にパワーが出なくなってきます)

ここで初めて燃料残量がどれくらいなのかを知ることができます。(走行距離から概算することもできますが...)この後はコックをRESに切り替えて残りの燃料でGSに向かいます。

この機能に関してはあまり困ったことはないのですが、燃料計があったほうが給油のタイミングを測りやすいのは確かだと思います。

速度

100㎞/h巡行をしようとすると回転数が6500を超えてくるので長時間は難しいです。

110㎞/hを超えてくるとこいつ壊れるんじゃないかと思うくらい風もエンジン音も振動も非常に大きくなります。

追い越しもきついので、ちょうどいいのは80㎞/hですね。

高速はほとんど左側を走っています。

下道をトコトコ走って、道の駅で休憩するのが一番じゃないでしょうか。

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リア、サイドキャリアの少なさ

FTRは構造の簡素さからカスタムベースとしてよく使われます。

なのでマフラーやハンドルなどドレスアップパーツの品ぞろえはとても良いと感じます。私のFTRも買った当時はマフラーがスーパートラップでした(これくらいはライトカスタムですが…)。

しかしながら、バイクの汎用性を高めるようなパーツの設定は非常に少ないのが現状です。

探しても見つからないのなんの。

リアキャリアの設定はサードパーティが2商品。サイドキャリアにあっては設定すらありません。サイドキャリアは布製のサイドバッグ(使っているのはのサイドバッグです)で容量こそ代替できますが、防水性などで難が残ります

 

まとめ

バイク未経験者が最初に乗ってバイクのイロハを体で覚えるには十分なバイクだと思います。

不便なことも乗り越えてこそ、より愛着がわくというもの。相棒関係は少々凸凹な方がいいのです。

FTRは長短入り混じるバイクではありますが、とにかく乗って、色んな所を走れば走るほど、その楽しかった思い出がバイクの長所を伸ばしてくれます

そんなこんなで、世の中にはFTRよりパワーがあって、荷物もたくさん詰めるバイクがゴマンとありますが、結局今の私にとっては今のFTRが一番のバイクです。

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